日本庭園の歴史と素晴らしさを解説します By Suhara

日本庭園とは、またその特徴

日本庭園(にほんていえん)とは、日本の伝統的な庭園である。和風庭園(わふうていえん)ともいう。

日本庭園は寺院にあるものや、大名屋敷の庭園/庭園跡などがあり、そのほかでは政治家・実業家の邸宅/邸宅跡のほか、公共施設やホテルの敷地に造られたものもある。

構成としては池を中心にして、土地の起伏を生かすか、築山を築いて、庭石や草木を配し、四季折々に鑑賞できる景色を造るのが一般的です。

四季がある日本だからこそ出来る日本の伝統的文化なのです、


滝を模し水が深山から流れ出し、大きな流れになってゆく様子を表現する手法や、石を立て、また石を組合せることによる石組表現、宗教的な意味を持たせた蓬莱山や蓬莱島、鶴島、亀島などに見立てる手法が多く用いられます。

そして日本庭園様式も時代によって変遷してきます。時代の変遷に伴う日本庭園の様式を紹介します。

1.寝殿造り庭園:しんでんづくりていえん(平安時代)

代表的な例:神泉苑、嵯峨大覚寺
中国から渡来した唐制(とうせい)による建築様式で、左右均斉(左右の程よい安定感やつり合いがとれている)のつくり方。寝殿は南に面し、池泉があり、左 に泉殿(いずみどの)、右に釣殿(つりどの)が両翼をなして地面にのり出す。湧水(ゆうすい)、遣水(やりみず)を特徴とする。

2.浄土式庭園:じょうどしきていえん(平安時代)

代表的な例:平等院、浄瑠璃寺、毛越寺
不安な社会状勢の影響で仏教上の浄土思想が普及した時代に、人々が極楽浄土に住生を願うようになったことから、浄土曼荼羅絵を庭園構図に写 したもの。

3.枯山水:かれさんすい(鎌倉・室町・戦国時代)
代表的な例:大仙院、竜安寺
景石を組んで滝を表現し、白砂を敷いて水を表現する。

4.書院式庭園:しょいんしきていえん(安土桃山時代)  
代表的な例:醍醐寺三宝院庭園、西本願寺大書院庭園
書院建築にふさわしい庭、通常の庭。巨大な庭石と色彩豊かな色石とを多く使用している。

5.茶庭:ちゃにわ(安土・桃山時代)
 茶室に通る路を本位としてつくられた庭とその施設細部のこと。配植(植物の配置)、配石(石の配置)、工作など、すべて茶会での流儀に則して規定されている。露地(ろじ)とも言われる。

6.廻遊式庭園:かいゆうしきていえん(江戸時代)
代表的な例:桂離宮、岡山後楽園、水戸偕楽園、金沢兼六園、熊本成趣園
書院庭園の様式と茶庭の様式を合流し、池庭と石庭が渾然一体となった庭。地割(じわり―庭園設計による配置)は池・島・山をつくり所々に茶庭を配し、いく つかの露地の連続として園路、橋などにより連絡される。部分的に異なった自然風景を描き出すことを旨とする。作庭家としては小堀遠州(こぼりえんしゅう) が著名である。     
庭園内には灯籠、東屋、茶室なども配置される。また枯山水といわれる、水を用いずに、石、砂、植栽などで水流を表現する形式の庭園も作られた。白砂で水の 流れを象徴するところに特徴があるが、これは庭園には水が不可欠のものであるという考えがひそむ。庭園のことを山水といったのもそのためである。室町時代 以降には枯山水は禅宗の思想と結びつき、禅寺などで多く作られていく。江戸期以降になると庭園内のみならず庭園外の景色を利用する借景という手法も広く用 いられるようになります。

7.大名庭:だいみょうにわ(江戸時代)
諸大名が江戸や各地の城下町につくらせた庭の様式。平坦で広大な庭園の構図は各地の名勝地の風景を縮景として取り入れ、おもに園路から鑑賞する。

上述のように日本庭園様式は時代によって変遷しています。それは建築様式の変化や大陸からの宗教や思想の影響によるところが多いのです。

コメントをどうぞ






TOPPAGE  TOP 

カテゴリー

サイト内検索


RSS2.0